経済
景気点検:生産・景気は改善基調維持、出荷在庫率はマイナス圏に
(生産統計は景気の動きが「見える」最強の経済指標) 11月鉱工業生産指数が発表されました。以前もご紹介したように生産統計は景気の方向感が最もはっきり「見える」指標です。この動きが下向きか・上向きかで、景気の方向感が分かり …
12月日銀短観DIは改善へ、景気も拡大続く
大企業製造業DIは生産統計と強い相関 10月15日に発表される12月日銀短観の大企業製造業DIは、6月のプラス17から4ポイント改善のプラス26程度を予想します。予想通りになれば、5四半期連続の改善で、2004年9月のプ …
景気点検:日本企業はやはりケチなのか?
脱デフレのカギを握る? 脱デフレに必要な堅調な賃上げ これから徐々に来年の春闘に向けた動きが本格化してきます。それを前に安倍首相が産業界に対して、3%程度の賃上げを期待するという要請を行いました。賃上げの要請は5年連続で …
景気点検:11月百貨店売上は2カ月ぶりプラスへ
11月売上の伸びは10月を上回る 大手百貨店各社の11月の売上高の伸び率が発表されました。そごう・西武が前年比3.9%増、伊勢丹三越が同5.7%増、JFR(大丸・松坂屋)が同6.9%増、高島屋が同3.8%増と、4社そろっ …
アジアウォッチ:中国の第3四半期GDPは伸び率鈍化も
8月鉱工業生産は急減速 直近の中国鉱工業生産はサプライジングな数値でした。これまで中国経済の復活を示す統計の発表が相次いでいただけに衝撃がありました。8月の鉱工業生産は前年比プラス6.0%となり、7月のプラス …
市場点検:解散・総選挙で株価は本当に上がるのか?
2005年以後は大幅上昇 にわかに衆議院の解散総選挙の報道が増えてきました。総選挙を受けて、株価上昇への期待も高まっているようです。解散・総選挙で本当に株価は上昇するのでしょうか。ここで2000年以後の6つの選挙について …
景気点検:2017年基準地価は前年比マイナス幅縮小へ
前年比のプラス圏入りは困難? 来週中にも発表される2017年の基準地価ですが、前年比のマイナス幅の縮小が予想されます。 日本の地価統計には国土交通省が発表する公示地価と基準地価、国税庁が発表する路線価があります。それぞれ …
東芝の人材流出:身売り・買収にどう対処する?
身売り・買収のニュースに安心感 先週末の経済紙に、再建を目指している東芝から人材の流出が相次ぎ、それが止まらなければ再建も難しいのではないか—との記事が出ていました。会社が傾いて、それに伴い人材が流出する、私もかつて似た …
市場点検:日米金利差縮小で円高・ドル安に
日米金利差、昨年11月以来の小幅に 週末(8日)の為替は、急速に円高/ドル安に動き、107円台を付けました。週末ベースでみると昨年11月11日の106.65円以来の円高水準となります。ハリケーン「イルマ」の襲来による米国 …
景気点検:中国向け直接投資は持ち直し、景気回復・通貨安定が寄与?
中国むけ直接投資、2カ月連続2ケタ増 昨日は内閣府から4-6月期GDPの2次速報が発表されました。大方の民間エコノミスト、マスコミはその解説に注力していますので、こちらはちょっと視点を変えて財務省が発表した7月分国際収支 …