経済動向
景気点検:日本企業はやはりケチなのか?
脱デフレのカギを握る? 脱デフレに必要な堅調な賃上げ これから徐々に来年の春闘に向けた動きが本格化してきます。それを前に安倍首相が産業界に対して、3%程度の賃上げを期待するという要請を行いました。賃上げの要請は5年連続で …
景気点検:11月百貨店売上は2カ月ぶりプラスへ
11月売上の伸びは10月を上回る 大手百貨店各社の11月の売上高の伸び率が発表されました。そごう・西武が前年比3.9%増、伊勢丹三越が同5.7%増、JFR(大丸・松坂屋)が同6.9%増、高島屋が同3.8%増と、4社そろっ …
アジアウォッチ:中国の第3四半期GDPは伸び率鈍化も
8月鉱工業生産は急減速 直近の中国鉱工業生産はサプライジングな数値でした。これまで中国経済の復活を示す統計の発表が相次いでいただけに衝撃がありました。8月の鉱工業生産は前年比プラス6.0%となり、7月のプラス …
東芝の人材流出:身売り・買収にどう対処する?
身売り・買収のニュースに安心感 先週末の経済紙に、再建を目指している東芝から人材の流出が相次ぎ、それが止まらなければ再建も難しいのではないか—との記事が出ていました。会社が傾いて、それに伴い人材が流出する、私もかつて似た …
今年度設備投資、昨年度を上回りそうだが—
今年度の設備投資、政府見通し達成は微妙 日本政策投資銀行が2日、今年度の設備投資見通しを発表しました。内閣改造などの影響もあり、後回しになってしまいましたが、かなり充実した調査で、しかも年一度しか発表されないので、遅れば …
突撃型記者と思索型記者
毎日2回の会見は激務 菅官房長官とのバトルで「時の人」に ネットニュースを見ていると、菅官房長官と、ある新聞社の女性記者との会見場でのバトルがしばしば取り上げられています。菅氏の「もっと勉強してから質問して欲しい」という …
経済知らずの経済閣僚
財務相、経済産業相、経済財政担当相—と政府内に経済閣僚は少なくありません。経済と一言にいっても、為替から経済成長、貿易、企業育成など多くの分野があります。経済閣僚というと、経済問題に精通した人物が就くポストと考えがちです …
*経済企画庁:景気判断裏話
1991年:幻の「いざなぎ」超え —経済企画庁〈現在の内閣府〉記者クラブに初めて足を踏み入れたのは1992年頃だと思います。それ以来、経済記者として経企庁・内閣府に頻繁に出入りすることになり、当時の幹部の方々にも随分とお …
*来た〜、5年に一度の波乱要因!
過去の基準改定はCPIの下振れ要因に –総務省が毎月発表するコアCPI(生鮮食品を除く)、日銀が毎月、緊張感をもって発表を待つ統計のひとつである。この統計の数字如何によって市場から強い緩和圧力が掛かることも少 …