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ジャニー喜多川氏の性加害に揺れるジャニーズ事務所が新たな打開策を発表しました。 

それによると、ジャニーズ事務所は名称を「Smile-Up」に改めたうえで、被害者の補償に専念し、補償後廃業する。所属タレントのマネジメントを行う新会社(名称未定)を設立し、社長に東山紀之氏、副社長に井ノ原快彦氏が就任するとのことです。

就任が予定される社長、副社長の運気を見る限り、新会社は向こう数年(事件の内容が内容だけに当然とも言えますが)は苦難の時期となりそうです。特に注意すべきは2025年です。

まず社長の東山氏ですが、1966年9月30日生まれということですので、九星気学では七赤金星と言う星になります。

40歳代から頭角を現す晩成型の星ですが、おカネとの縁が強く、ウォーレン・バフェット、ジョージ・ソロス、孫正義など億万長者が多い星です。岸田総理もこの星ですが、この星で政治家として大成した方はあまりいません。

副社長の井ノ原氏は1976年5月17日生まれですので、六白金星という星になりますが、この星も晩成型で、比較的順法精神に富んだ努力家が多い印象があります。七赤金星ほどではありませんが、金運にも恵まれています。同じ星に京セラ創業者の稲森和夫氏、政治家の麻生太郎氏、プロ野球の原辰徳前巨人軍監督などがいます。

七赤金星と六白金星はともに金星で相性は良いといえます。リーダー的な傾向が強い奇数星の東山氏が社長、参謀向きの偶数星の井ノ原氏が副社長というのも良い布陣です。ともに40歳を過ぎて力量を発揮する晩成型の星であることもプラス要因でしょう。

しかし問題なのは、今後数年の運気のサイクルです。社長の東山氏の七赤金星は今年(立春以後)から25年までの向こう3年間、衰運のサイクルに入っています。

今年は「改革運」(無駄と無理に注意すべき時期)に入って、昨年よりも不安定な運気となっています。また来年(24年)は「評価運」(努力の花が咲くが後半が不安定な時期)に入ります。年前半は持ち直しますが、後半には変動があるかもしれません。

再来年(25年)は「停滞運」(不測の事態が多く、ツイていない時期)と、気学での九年周期でも最も衰運の年に入ります。この時期は会社運営だけでなく、健康、家庭、交際などあらゆる面で躓きやすい時期であり要注意です。

一方、相方の井ノ原氏ですが、六白金星ということですので、運勢のサイクルとしては東山氏の七赤金星の一年遅れの動きとなります。つまり東山氏から1年遅れて、来年(24年)から3年間の衰運のサイクルに入ります。東山氏が停滞運を脱する26年に、井ノ原氏が停滞運の入ることになります。

運勢のサイクルとしてみると、社長、副社長の両者が揃ってほぼ同時期に衰運に入ってしまうのが問題です。盛運の時にはプラスの相乗効果が期待できますが、衰運の時にはマイナスが強まる恐れがあります。

先日取り上げた日本保守党の場合には、八白土星の百田氏と二黒土星の有本氏の場合には、両者に6年のズレがありますので、百田氏が衰運の時は有本氏は盛運、有本氏が衰運の時には百田氏が盛運と相互に補う形になっています。

しかしながら、東山氏と井ノ原氏は年齢的には10年の開きがあるものの、星でみた場合には1年のズレしかないので、百田・有本コンビのような相互補完が機能しにくいのです。

さらに言えば、ジャニーズ事務所の大株主でSmile-Upに取締役として就任する藤島ジュリー景子も1966年7月20日生まれですので、東山氏と同じ七赤金星です。

新体制を支える3人がすべて金星ということです。おカネに縁が強いですし、3人の相性も良いということで一見良い組み合わせにみえますが、こうした3人体制の時には、1人はあまり相性の良くない人を入れた方が会社が極端な方向に走ることなく、バランスを保ちやすいと言われています。

金星が2人だったら、残りの一人は金星とはあまり相性の良くない九紫火星、三碧木星、四緑木星などが入った方が、会社としてのバランスが良くなるということです。

既にNHKの大河ドラマにも度々出演している岡田准一氏が退所を発表していますし、新体制がマスコミやスポンサーから手放しに支持されているという状況でもありません。今後の新会社の動きに注目したいと思います。  

七赤金星の人とは:1921年、1930年、1939年、1948年、1957年、1966年、1975年、1984年、1993年、2002年、2011年の各年の立春以後、翌年の節分までに生まれた人。

六白金星の人とは:1922年、1931年、1940年、1949年、1958年、1967年、1976年、1985年、1994年、2003年、2012年の各年の立春以後、翌年の節分までに生まれた人。

九星気学について   


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