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今年の岸田文雄総理にとって、5月が最大の試練の時となりそうです。その時期を乗り切れたとしても9月に予定される自民党総裁選挙で再選される可能性は大きくないと見られます。

岸田総理は1957年7月29日生まれですので、九星気学では七赤金星という星になります。この星は40歳代に入って後に、頭角を現す晩熟型の星ですが、カネに縁が強く、投資家のウォーレン・バフェット氏、ジョージ・ソロス氏、孫正義氏など富豪が多いのが特徴です。

一方、政治にはあまり向いていないようで、戦後の総理の在任期間ベスト10をみても七赤金星は一人もいません(下参照)。 


この七赤金星ですが、今年の運気は「評価運」(努力の花が咲くが後半が不安定な時期)、昨年(2023年)の「改革運」(無駄と無理に注意すべき時期)よりは強運ですが、後半が不安定になるのが気になります。

今年を月別に見てみると、岸田氏の最大の試練は5月にくると見ています。岸田氏の七赤金星が「停滞運」(不測の事態が多くツイていない時期)入るためです。この時期は気学の9カ月周期で最も衰運となる時期なのです。

亡くなった細田博之全衆議院議長の死去に伴う補欠選挙が4月に予定されていますが、ここで与党が敗れるようなことがあれば、自民党内で一気に「岸田降ろし」の火が燃え上がる可能性があります。

しかし、この5月を乗り越えれば、岸田氏の七赤金星の運気は6月から8月にかけて徐々に上昇してきます。8月あたりは、9月の自民党総裁選挙での「楽勝ムード」さえ出てくるかもしれません。

しかし9月になると「調整運」(物事を冷静に判断し調整すべき時期)に入ります。この時期は「停滞運」ほど衰運ではありませんが、その前の3カ月が好調だったことの反動もあり、急ブレーキが掛かったように状態になることがあります。

9月には自民党総裁選挙が予定されているので、苦しい戦いを余儀なくされそうです。

また5月、9月ほどではありませんが、3月も改革運(無理と無駄に注意すべき時期)に入るので要注意です。疲れが溜まったりミスが多くなったりしがちです。

これも令和6年度予算が成立する時期に当たっており、予算を花道に総理の椅子を降りることも想定されます。さらに方位盤で七赤金星が暗剣殺と同座する1月、10月も要注意です。暴走しがちになる時期でもあります。

支持率低迷に喘ぐ岸田総理ですが、年初に憲法改正を打ち出し支持率回復を狙っているようですが、こうしてみると再選への道のりはかなり困難なものと言えそうです。  

ところで、先に七赤金星の人は政治家に必ずしも向いていないと指摘しましたが、二階俊博氏、菅義偉氏、石破茂氏など、現在活躍中の人の中にはなぜかこの星の人が結構多いのです。 

岸田氏だけではなく、この御三方も同じ運気のサイクルとなります。特に二階氏については、東京地検特捜部が政治資金パーティをめぐる事件で任意で事情聴取したとのことです。今後の推移を見守りたいと思います。  

七赤金星の人とは:1921年、1930年、1939年、1948年、1957年、1966年、1975年、1984年、1993年、2002年、2011年の各年の立春以後、翌年の節分までに生まれた人。

九星気学について 


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