年頭のブログで、今年は八白土星の方が特に要注意と指摘しましが。一方で今年チャンスを迎えられる方もいます。中国の習近平主席、日本保守党の有本香氏など二黒土星の方たちです。
その中には総理大臣の座を目指すと言われる河野太郎氏もいます。河野氏は1963年1月10日生まれですので九星気学では二黒土星という星となります。この星は40歳を過ぎたあたりから本領を発揮しだす晩成型の星です。
河野氏2021年9月の自民党総裁選挙では岸田文雄氏に次いで2位に終わりましたが、その年における二黒土星は「停滞運」(不測の事態が多く、ツイていない時期)でした。それでも2位ですから、健闘したというべきでしょう。
総裁選挙が行われる今年は、河野氏の二黒土星は「福徳運」(誠意と熱心さで万事が好調の時期)に入ります。
この時期は、九星気学の9年周期で最も強運の時期となりますので、河野氏にとって大きな追い風が期待できます。神宮館暦でも「目の前に大きな障害があっても、思いを込めて行えば必ず成就できる大吉運」とされています。
「河野家の人は総理大臣になれない」というジンクスを破るチャンスでもあります。河野氏の父君である河野洋平氏は1993年から95年にかけて自民党総裁となりましたが、総理の座はついに射とめることができませんでした。
新聞やテレビなど既存メディアの調査によれば、河野氏は「小石河」と称され、小泉進次郎氏や石破茂氏と並んで国民に最も人気のある政治家とされています。
ところで河野氏について常々不思議に感じるのが、既存メディアでの「国民に人気がある」との評価とは裏腹に、SNS上では(私の主観かもしれませんが)最も不人気な政治家とされていることです。
国民の利便性を無視したマイナンバー保険証などのゴリ押し、ワクチンの副作用に苦しむ人が増えているにも関わらず、そうした訴えをブロック、移民促進等々―ツイッター(X)などSNS上では彼の悪評が目立ちます。既存メディアとSNSで180度異なる評価、どちらが本当なのでしょうか?
超過死亡数増加、WHOのパンデミック条約の問題もあり、今後ワクチン問題はさらに注目を集めそうです。ワクチンについて河野氏は「全責任は私が引き受ける」と啖呵をきって接種を促進してきただけに、問題が拡大すれば責任を追及されそうです。
今後、過去の薬害事件や公害病事件と同様の大問題に発展する気配もあり、国民の間に怨嗟の声が満ちる可能性もあります。
もっとも「一寸先は闇」と言われる政界のことですから、河野氏がこのまま順調に9月の総裁選挙を迎えられるか否かも不透明です。
岸田総理が衆議院を解散すれば(政権の現在の低支持率を考えれば)自民党は大きく議席を減らすことが予想されます。その場合には、維新など公明党意外の政党の連立参加もありそうです。
そうした場合、自民党総裁とは別に、自民以外から総理が選ばれる可能性は十分考えられます。
先にも書きましたが、父君の河野洋平氏は自民党総裁にはなりましたが総理にはなれませんでした。というのは、当時自民党と連立していた日本社会党出身の村山富市氏が総理となったためです。
こうしてみると、次期総理の本命と言われる河野太郎氏も、父君の洋平氏の二の舞となる可能性も否定しきれません。このあたりが政界の怖いところでしょう。今後の政界の動向に注目していきたいと思います。
二黒土星の人とは:1917年、1926年、1935年、1944年、1953年、1962年、1971年、1980年、1989年、1998年、2007年、2016年の各年の立春以後、翌年の節分までに生まれた人。
九星気学について