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世間の注目が9月29日に予定されている自民党総裁選挙一色になってきました。

これまでのところ、ツイッターなどネット上では高市早苗議員が圧倒的にリードしていますが、テレビや新聞などの既存メディアでは河野太郎氏が高い人気を誇っています。

既存メディアでは独走状態の河野氏ですが、この1週間ほどの動きをみると、河野氏の人気が保守層の間で徐々に低下しているのが気になるところです。

特に10日の党総裁選挙への出馬会見後は、評価が下落したようです。

これまで女系天皇容認、反原発の立場だったのですが、会見ではこうしたこれまでの態度を曖昧にしました。また、これまで数年間にわたって付けていなかったブルーリボンバッジ(北朝鮮に囚われている人を救出する意志を示す)を急に付けて会見に臨みました。

こうした河野氏の態度の急変は、自分が属する自民党内の保守派の支持を得ようという狙いがあると見られていました。しかし実際には、政治家としての一貫性、信頼性が疑われるという事態になってしまったようです。

加えて最近は、できれば隠しておきたい以下の事柄も露呈してきました。

-靖国神社には参拝しないが、韓国の歴代大統領や戦死者を祀る顕忠院には参拝していた

-ツイッターを多く活用していることでこれまで評価が高かったが、自分の意に沿わない意見に対しては容赦なく「ブロック」を頻発、政治家としての器に疑問符が付いた。

-同じ自民党の石破茂氏が河野氏を支持するとの報道があったが、それが逆に党内保守層の反発を買い、結果として有難迷惑な状態となった等々。

なぜここにきて、河野氏にとって都合の悪いニュースが一挙にでてきたのでしょうか? Research76では、彼の運勢に関わりがあるとみています。

河野氏は1963年1月10日生まれですので、九星気学では二黒土星という星になります。前回取り上げた中国の習金平主席と同じ星です。

前回の繰り返しになりますが、この二黒土星の2021年の運気をみると「停滞運」(不測の事態が多く、ツイていない時)に入っています。気学での9年周期で最も衰運の時期です。

停滞期の今年にあって、河野氏の二黒土星が特に注意すべきなのが今年8月から10月にかけての3カ月です。運気が徐々に弱まってきます。

「改革運」(無駄と無理に注意すべき時期)の8月は既に終わっていますが、9月は「評価運」(努力の花が咲くが後半が不安定な時期)となり、月の後半が要注意です。

9月は河野氏にとって不利な材料が徐々に表面化していますが、投票日の29日にかけて、その傾向が加速する可能性があることに注意が必要です。

党総裁に実際に選ばれたとしても、その後に予定されている衆議院総選挙の投票日が10月中になった場合には、芳しい結果が出せないかもしれません。というのは、10月は月ベースでも「停滞運」と、9カ月に一度の衰運の時期に入るからです。

ところで、同じ星に日銀の黒田総裁がいます。河野氏同様に10月が停滞運となっています。

停滞運で必ず悪いことが起こるとは限りませんが、総裁の年齢を考えれば、健康には十分に注意して欲しいところです。

また総裁が苦労する事態と言えば経済金融問題がまず想定できます。つまり10月にかけて今後、2008年秋のリーマンショックのような世界的なショックが勃発する可能性も考えられます。

自民党総裁選挙、その後の衆議院選挙、そして世界の経済金融情勢の動きに注目していきたいと思います。加えて、今回の総裁選挙は、既存マスコミの予想とネットのそれとで、どちらがより正確なのかが明らかになりそうです。色々な意味で注目の時期です。

二黒土星の人とは:1917年、1926年、1935年、1944年、1953年、1962年、1971年、1980年、1989年、1998年、2007年、2016年の各年の節分以後、翌年の節分の前日までに生まれた人。

※九星気学について

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