EU離脱案否決。良い運気の年になぜ?
九星気学上の2018年もそろそろ年末に近づいてきました(気学上での2019年は今年の節分以後)。年の変わりを迎えるにあたり、それぞれの星の運気にも変化が出つつあります。
例えば四緑木星は2018年の「評価運」(努力の花が咲くが後半が不安定な時期)から19年は「停滞運」(不測の事態が多くツイていない時期)にはいります。
停滞運については11月に書いた「今年の運勢:苦戦のライザップ、来年が正念場」でも触れましたが、人生の9年サイクルで最も衰運の年にあたりますので、四緑木星の方は要注意です。
停滞運に入る四緑木星ほど厳しくないものの、八白土星にも今年はやや陰りが出てきて、これまでのような上昇基調が一服する可能性があります。
それを強く感じたのが、メイ首相が提案した英国のEU離脱案が議会で否決されたことです。
メイ首相は1956年10月1日生まれですので、八白土星という星になります。この星は40歳代に入ってからやっと芽が出てくるという遅咲きの星になります。
年ベースの運気は18年が「福徳運」(誠意と熱心さで万事が好調の時期)で、非常に強い運気です。しかし19年は「調整運」(物事を冷静に判断して調整すべきとき)に入ります。
18年までの3年間の上り調子とは一転して、踊り場の状態に入るので、物事の推移がこれまでほど円滑ではなくなり「あれ、おかしいな?!」と思うことも多くなるかもしれません。
またEU離脱案が否決された今年1月は、気学上ではまだ「福徳運」の年のさなかにあり、さほど悪い運気ではありませんでした。しかし八白土星の運気を月ベースでみると今年1月は「低迷運」に当たっていました。
JOC会長にも疑惑?
同じことは贈収賄疑惑が浮上したJOC会長の竹田恒和氏にも言えます。竹田氏は1947年11月1日生まれですので、やはり八白土星という星です。
東京五輪開催の贈収賄容疑が濡れ衣か否か、私に判断の材料はありませんが、今年1月の運気は「停滞運」と悪いので、今回のような疑惑が出てきやすい素地があったと言えます。
このように、これまで好調だった八白土星も今年は運勢の「曲がり角」に来ていますので注意が必要です。
日本マクドナルドのサラ・カサノバ社長やトヨタの豊田章男社長も同じ星です。トヨタについては、今年は円高圧力や貿易問題などで、収益面で苦労する場面があるかもしれません。
企業のトップでも、その存在がその会社の中で非常に大きい場合は、トップの運勢が会社のそれに大きく影響することあるようです。
しかし今年を何とかクリアすれば、来年は「強勢運」(勇気と信念でチャンスに恵まれる時期)に入り、18年までの勢いが戻ってくると見られます。今年はしばし我慢の時期と言えるでしょう。
八白土星の人とは:1920年、1929年、1938年、1947年、1956年、1965年、1974年、1983年、1992年、2001年、2010年の各年の節分以後、翌年の節分の前日までに生まれた人。
九星気学について
こんばんわ。
イギリスではメイ首相が辞任して、近々新しい保守党党首を決めるそうですが、
有力候補のジョンソン元外相の運気はどうなんでしょうか。
メイ首相、残念ながら「調整運」の試練を乗り越えることができませんでした。ボリス・ジョンソンは1964年6月19日生まれですので、トランプ大統領と同じ九紫火星ですね。トランプ氏とは、同じ”ファイター”同士で相性よさそうです。今年は特に強運ですので、ジョンソン氏がこのまま首相指名を勝ち取るのではないでしょうか。