久美子社長、今年後半から来年一杯が頑張りどころ
大塚家具と日本マクドナルド。どちらも女性の社長が率いる会社ですが、最近の業績・株価は明暗を分けています。企業は多くの人の集合体ではありますが、陣頭指揮を執る社長の運気も影響しているようです。
まず大塚家具ですが、の今期の1-6月期の営業損益は27億円の赤字となり、前年同期は19億円から赤字幅が拡大しました。大塚久美子社長の父上である勝久氏が会長を退任した後は、利益も株価も一時持ち直したものの、その後は低迷が続いています(C1参照)。会社予想でも今期は43円程度の赤字が予想されており、前期の45億から大きな改善は望めない状況です。
久美子社長は1968年2月26日生まれですので、九星気学で言えば五黄土星という星になります。この星はリーダーシップに恵まれ、長じて力を発揮する晩成型です。一方、思い込みが強い人が多く、自分を客観的にみられるかどうかが人生の成否を決めるという印象があります。
今年の五黄土星は「評価運」(努力の花が咲くが、後半が不安定な時)とやや低調な運気です。社長の不安定な運気が、そのまま業績、株価に反映しているようにも見えます。同じ星に稲田朋美前防衛相、横綱の稀勢の里がいますが「後半が不安定」との言葉通りに、防衛相は辞任に追い込まれ、横綱もケガで療養中です。
また来年は停滞運(不測の事態が多く、ツイていない時)と、9年の人生サイクルではどん底の時期に入りますので、しばらくは試練が続きそうです。取りあえずは赤字解消に努力することが重要でしょう。
再来年には整備運(基本を守り、信用第一に動くべき時)に入り、安定に向かいます。その後は隆盛運となりますので、今年後半から来年にかけてが勝負どころです。
尚、久美子社長に追い出された格好となった大塚家具創業者の勝久氏(匠大塚代表取締役会長)は1943年4月27日生まれですので三碧木星という星です。この星は若くして芽を出す早咲きの星ですが、久美子社長の五黄土星との相性は良くありません。
カサノバ社長、業績・株価ともに絶好調
一方の日本マクドナルドホールディングスの今期1-6月期の営業利益は94億円と、前年同期の0.5億円から大幅に増加しました。また今期の会社の営業利益見通しも165億円と、前期の69億円から大幅増加を見込んでいます。こうした業績改善を反映して、株価もうなぎ登りの状況です(C2参照)。
こうした業績の大幅改善の背景にはサラ・カサノバ社長の運気上昇も見逃せません。カサノバ社長は1965年4月6日生まれですので、八白土星という星になります。やはり遅咲きの星で、北朝鮮の金恩正氏、英国のメイ首相、トヨタの豊田章男社長らが同じ星です。
カサノバ氏は2013年に社長就任しましたが、その時の運気が「改革運」(無駄と無理に注意する時)と、あまり良くありませんでした。2014年には赤字転落、さらに「停滞運」(不測の事態が多く、ツイていない時)に入った2015年には、赤字が200億円を超えるなど惨憺たる結果となりました。
しかし昨年は「整備運」(基本を守り、信用第一に動くべき時)に入り、運気が安定、3年ぶりの黒字を記録しました。今年は「躍動運」(積極的に努力して希望が叶う時)に入り、社長の運勢はさらに改善しています。また来年は「福徳運」(誠意と熱心さで万事が好調の時)となり、運気は隆盛を極めそうです。
両社の以前のブログは以下をご覧ください。
「社長の運勢:大塚家具、久美子社長、試練の時をどうしのぐのか」
「今年の運勢:社長の強運で株価上昇、日本マクドナルド」