岸田内閣の官房副長官をつとめる木原誠二氏とその妻に関する週刊文春の記事が話題になっています。記事の詳細については繰り返しません(新聞やテレビなどの既存メディアでは何故かあまり取り上げられていないようです)が、木原氏の政治生命や岸田政権の命運にも影響を与えそうな事柄です。
木原氏は東大法学部卒業、財務省官僚を経て政界入りした絵に描いたようなエリートです。彼の兄もみずほFGのCEOを勤めるなど名門の家庭の出身です。
1970年6月8日生まれですので、九星気学では三碧木星という星になります。典型的な早熟型の星であり、20歳代あたりから頭角を現し始めます。
同じ星には、先日亡くなったプロレスラーのアントニオ猪木氏、コメディアンの石橋貴明氏(とんねるず)などがいます。
猪木氏、石橋氏の若き日の活躍ぶりは、まさに「飛ぶ鳥を落とす勢い」で、ご記憶の方も多いと思います。早熟型の三碧木星ならではのものがありました。
木原氏も石橋氏などと同様にトントン拍子で出世を続け、今では「岸田総理を操る男」とまで言われるようになり、将来の総理候補として注目される存在になりました。
今年の三碧木星の運気を見てみると「福徳運」(誠意と熱心さで万事が好調の時期)に入っており、普通なら絶好調の運勢でした。
「普通なら」と付け加えたのは、今年に限って言えばトラブルの種が見られたからです。
やや専門的になりますが、今年の三碧木星は東南の位置に来ているのですが、今年に限っては暗剣殺が同じ方向に来ていました。
暗剣殺と同じ位置に居るということは、普通なら絶好調の運気であっても、思わぬトラブルに注意が必要になってきます。
神宮館の暦でも「何かを成し遂げようと行動すると、周囲から横やりが入る事が懸念される」「今年の教訓は忍之一字」などと警告しています。木原氏のケースは、この暗剣殺の作用が非常に強く出た結果と言えるかもしれません。
今年中の三碧木星の運気を月ベースで見てみると「改革運」(無駄と無理に注意すべき時期)に入る10月、停滞運(不測の事態が多く、ツイていない時期)に入る12月が特に要注意です。
木原氏の政治家生命、さらに岸田内閣の命運を占う意味でも、今年後半までの政界の動向を注視したいと思います。
三碧木星の人とは:1916年、1925年、1934年、1943年、1952年、1961年、1970年、1979年、1988年、1997年、2006年、2015年の各年の立春以後、翌年の節分の前日までに生まれた人。
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