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このところ共産党の志位和夫委員長の発言が注目を集めています。「この10年で中国には深刻な変質が起きている。その一つが覇権主義。東シナ海、南シナ海で力づくで現状を変更しようとしている」などとして中国を厳しく批判しています。

それとは対照的に、与党の議員からはさっぱり中国への批判が聞かれません。

今年は衆議院の解散総選挙がありますが、選挙の総指揮を執る二階俊博幹事長が非常な新中派であるために“あまり中国を批判すると、二階氏の機嫌を損ねて選挙で公認が貰えないのではないか”との懸念が自民党内に根強いため‐との説も聞かれます。

その自民党内にあって、存在感を示しているのが佐藤正久参議院議員です。ツイッター上でも、ウイグルの人権問題、習近平主席の国賓での来日問題などを積極的に取り上げ、歯に衣着せぬ中国批判を展開しています。

特に注目されるのは、3月5日の参院予算委員会での外国資本による日本の土地取得に関しての質問です。

佐藤氏は安全保障上重要な施設の土地買収や利用を規制する法案について、菅総理から「なんとしても今国会で成立させたい」との言質を引き出しました。これは対中国忖度の激しい既存マスコミはあまり取り上げられませんでしたが、大きな収穫と言えます。

佐藤氏は2004年のイラクへの自衛隊派遣で「ヒゲの隊長」として知られるようになり、その後参議院議員となり、外務副大臣、防衛大臣政務官などを歴任しています。

佐藤氏が厳しい中国批判を展開できる背景としては、今年は参議院選挙がなく、公認について心配する必要がないという点もあるかもしれません。

また佐藤氏は竹下派所属ということですが、竹下派と言えば、1972年に日中国交回復を実現した田中角栄元総理直系の派閥なので、対中宥和派と見られます。しかし、佐藤氏が中国批判を続けていることを考えると、対中国の利権の多くは竹下派から現在は二階派にシフトしているのかもしれません。

いずれにせよ、中国の露骨な人権無視、拡張主義に対して何一つ批判できない与党議員の中にあって、佐藤氏の敢然とした姿勢は、現在の国民の対中国警戒感を代弁するものと言えるでしょう。

佐藤氏は1960年10日23日生まれですので、九星気学では四緑木星という星になります。この星は、20歳代から頭角を現す早熟型の星です。同じ星にバイデン米大統領、橋下徹元大阪府知事などがいます。

同じ早熟型に三碧木星がありますが、四緑木星は、より円満な人格者に見える方が多いという印象があります。また自力で運を開いていくというよりも、周囲の人に推されて道を開いていくという傾向もあるようです。

この四緑木星、2019年は「停滞運」(不測の事態が多く、ツイていない時期)で、気学の9年周期で最も運気の弱い年でした。昨年は「整備運」(基本を守り、信用第一に動くべき時期)となり、安定感が徐々に増してきました。

そして今年(立春以後)は「躍動運」(積極的に努力して、希望が叶う時期)と、強い運気に転じてきました。そうした運気の好転を裏付けるように、佐藤氏の行動が目立ちつつあります。

ところで、これまで多くの例を見てきた限りでは、政治家にとっては月々の運勢が年全体の運勢同様に、あるいはそれ以上に重要であるようです。

今年、四緑木星が健康、仕事、人間関係などすべての面で注意すべきは6月から8月にかけての3カ月ですが、特に7月後半から9月上旬までは「停滞運」に入りますので要注意です。一方、それを過ぎた10-11月は非常に好調な運気となりそうです。

また来年は「福徳運」(誠意と熱心さで万事が好調の時期)に入り、さらに盛運となってきます。今後の佐藤議員の言動に注目しつつ、さらなる活躍を期待したいと思います。

四緑木星の人とは:1924年、1933年、1942年、1951年、1960年、1969年、1978年、1987年、1996年、2005年、2014年の各年の立春以後、翌年の節分までに生まれた人。

九星気学について


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