予想外の予選リーグ最下位
今回のワールドカップ予選リーグでは、西野新監督に率いられた日本の健闘が注目を集めました。格上のチームばかりのリーグの中で2位となり、決勝トーナメントへ進出するなど予想外の大健闘です。
もう一つ注目を集めたのは前回の覇者であるドイツの予想外の不振です。優勝候補に挙げられながら、予選リーグでまさかの最下位。決勝トーナメントに進むこともできませんでした。
以前のブログでも指摘したように、西野ジャパンの健闘の裏には、監督自身のツキが大いに影響したと感じます。一方、ドイツチームの予想外の不振にも監督のツキが大きく影響したと感じます。
サッカーをはじめ団体スポーツというものは、実際にプレーする選手や指揮をとる監督の総合的な実力が勝負を決します。しかし、そのチームが本来持っている実力を出し切れるか否かは、その時々の運、ツキが大いに影響するようです。
ドイツチームを指揮したヨアヒム・レーヴ監督は1960年2月3日生まれです。節分(1960年は2月4日)よりも前の生まれので、九星気学では五黄土星という星になります。
この星は、やや独善的なきらいはあるものの、リーダーシップに恵まれた人が多いという印象があります。そのため、西野監督の九紫火星とともにスポーツの監督には向いているでしょう。
しかしながら五黄土星にとって、今年は「停滞運」(不測の事態が多く、ツイていない時)と、人生の9年周期では、最も衰運の年に当たっています。神宮館暦でも「無理に進むと、足をすくわれて失脚する」と警告しています。
しかし過去の例をみても、選挙やスポーツなどの「一発勝負」的な要素の強いイベントでは、年の運気よりも月の運気が強く作用することがよくあります。九紫火星の西野監督が好成績を収められたのは、この月の運が良かったことも効いていると見ています。
選挙の例では、安倍首相にとって2017年は「調整運」で要注意な時期でしたが、月ベースでは強運の昨年10月に総選挙を実施することで勝利を収めました。
レ―ヴ監督の五黄土星にとって6月はどういう時期かというと、「評価運」(努力の花が咲くが、後半が不安定な時)に当たっていました。
この時期は必ずしも衰運とは言えませんが、注意を要する時期です。純正運命学会の「幸運歴」によれば「華やかな表面とは裏腹に、内面には気苦労が絶えない厳しい月」、東洋運勢学会の「九星幸運歴」でも「判断ミスを起こしやすい」などと注意を促しています。
レ―ヴ監督にとって6月は、9年に一度の衰運の年で、しかも要注意の月だったわけです。何とも気の毒ですが、監督の運勢を反映するように、優勝候補だったドイツチームはツキに見放された結果になりました。
ところで西野ジャパンの決勝トーナメントでの初戦は7月3日の対ベルギー戦となりました。大変な強敵ですが、西野監督の6月のツキは7月6日あたりまでは持続すると見られますので、良い試合を、できれば勝利を期待したいと思います。
五黄土星の人とは:1923年、1932年、1941年、1950年、1959年、1968年、1977年、1986年、1995年、2004年、2013年の各年の節分以後、翌年の節分の前日までに生まれた人。