渡辺社長、今年は停滞運

安倍首相対朝日新聞はどうか?という質問を受けました。朝日は安倍内閣倒閣に本格的に乗り出したと指摘する評論家も少なくありません。とりあえず朝日社長の渡辺雅隆氏の運気を見てみます。

渡辺氏は1959年4月24日生まれということですので九星気学では五黄土星という星になります。リーダーシップもあり政治家にも多い星ですが、客観的にものを見ることが苦手な方が多いと感じます。

五黄土星は今年は「停滞運」(不測の事態が多く、ツイていない時)に当たっています。人生の9年周期のうちで最も衰運の時期で、慎重に行動すべき時であり、何か新たなことを始めたりすることには向きません。

神宮館暦でも「地道な努力と忍耐の年」「無理に進むと、足をすくわれて失脚」と警告しています。

月ベースの運気をみると、3月は「強勢運」(勇気と信念でチャンスに恵まれる時)、4月は「嬉楽運」(人脈を強化し、足元を固める時)で、それほど悪くはありません。安倍政権に対して強気にでたくなる時期と言えるかもしれません。

ただ、5月から7月までの3カ月間は要注意です。特に注意すべき時期は、月ベースでも「停滞運」に入る7月です。

安倍首相、2月は停滞運

一方の安倍首相は今年は「強勢運」(勇気と信念でチャンスに恵まれる時)で強い運気です。ただ月ベースの運勢をみると2月が「停滞運」、3月が「整備運」で、今ひとつ勢いがありません。現在の苦境にはこうした背景もあるとみています。

しかし4月、5月は運気が盛り返してきます。というわけで、以前も指摘しましたが、今回の騒動による首相の退陣は無いと予想します。ただ月ベースでみると9月から11月の3カ月間は運気が不安定になります。特に11月は要注意です。

こうして両者の運気をみてみると、安倍首相に勝機があるように見えます。喧嘩をするときにも、冷静に自分と相手の運気を測ることが重要です。感情的になったり、やみくもに、というのでは墓穴を掘ることになります。

今回は朝日の代表として社長を選びました。これは、社長の影響力やカリスマ性が強い企業の場合、社長の運勢が企業の業績に大きく影響することが少なくないためです。これまでブログに書いてきた日本マクドナルドや大塚家具など幾つかの企業ではそれが言えるようです。

ただ朝日の場合、言論機関なので、朝日を代表する人物として社長を選んだことが適切なのかどうかーという問題は残ります。もしかしたら社長よりも編集委員あたりを代表として選ぶべきだったかもしれません。

ある方が言ってましたが、これまでマスコミと対立して勝った政治家はいないそうです。過去を振り返ってもそうかもしれません。ジャーナリストの田原総一朗氏は以前「橋本龍太郎内閣など、いくつかの内閣を潰してきた」と豪語していました。

マスコミはかつては司法・立法・行政に次ぐ第四の権力と言われましたが、世論を作り出すことによって、今や第一の権力にのし上がった感があります。

ただ、現在は多くの人がマスコミの権力の巨大さに、公平性の欠如に、そして自浄作用の無さ(政治などと同様に)に気づき、ネットなどで厳しくマスコミを批判するようになりました。環境は徐々に変わりつつあります。ここでマスコミを代表する朝日新聞が敗れるということになると、マスコミの在り方も今後は大きく変わらざるを得ないと感じます。

五黄土星の人とは:1923年、1932年、1941年、1950年、1959年、1968年、1977年、1986年、1995年、2004年、2013年の各年の節分以後、翌年の節分の前日までに生まれた人。

一白水星の人とは:1918年、1927年、1936年、1945年、1954年、1963年、1972年、1981年、1990年、1999年、2008年、2017年の各年の節分以後、翌年の節分の前日までに生まれた人。

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