※この記事は10月28日に配信したものです。

飯島社長、最悪期を脱出

元SMAPメンバーでジャニーズ事務所を脱退した3人(香取慎吾氏、草剛氏、稲垣吾郎氏)の積極的な活動がネットで頻繁に報じられています。この背景には、元SMAPマネージャーで、現在は3人のマネージメント会社「CULEN」社長の飯島三智氏が表舞台に出てきたことも影響していると感じます。

飯島社長は1958年2月20日生まれということですが、それが事実なら九星気学では六白金星という星になります。この星は金星ということもあり、結構カネにも縁があり、財界では京セラ創業者の稲森和夫氏、ファースト・リテイリング(ユニクロ)の柳井正社長がこの星です。また政治家にも多く、麻生太郎財務相、蓮舫前民進党代表も同じ星です。またジャニーズ事務所総帥のジャニー喜多川氏もこの星です。

六白金星は今年は「停滞運」(不測の事態が多く、ツイていない時)で、気学では人生の9年周期で「どん底」の年に当たります。不測の事態が多い時期で神宮館暦でも「物質面のみならず精神面でも苦労が絶えない傾向」と警告しています。

しかし幸いにも最悪期は脱したようです。月ベースの運気をみてみると、やはり「停滞運」だった9月は過ぎており、10月からは「整備運」(基本を守り、信用第一に動くべき時)に入り、やや運気が安定してきています。

また11月は「躍動運」(積極的に努力して希望が叶う時)、12月は「福徳運」(誠意と熱心さで万事が好調の時)というように、年ベースでは依然として停滞運ではありますが、年末にかけて徐々に運気が改善してきます。さらに来年の節分を過ぎれば、年ベースでも「停滞運」を脱して「整備運」に入り、運気が安定してきます。こうした飯島社長の運気の安定・改善は徐々に3人組の運勢にもプラスの要素となってくると思われます。

稲垣氏、社長との相性はいまいちだが—

飯島社長の六白金星と相性が良いのは、同じ金星と、土星、水星の人です。同じ六白金星の香取氏、八白土星の草氏とは相性が良いのですが、火星の稲垣氏とは必ずしも良くありません。そこで、火星と金星の両方と相性の良い土星の草氏が仲立ちとなることが期待されます。

こうして相性だけみると、稲垣氏を「排除」した方が、会社としてまとまるようにも見えますが、そうではありません。中心人物が今回のような3-4人の場合、一人は社長と相性が良くない人を入れた方が、良い意味での緊張感も生じて、組織としてはプラスになるとの見方もあります。組織の場合、必ずしも「仲良しクラブ」がベストではありません。

香取氏、来年からいよいよ開花へ

3人組の今後の運勢については、以前のブログ「今年の運勢:ジャニーズ事務所脱退3人組の今後は?」でも書きましたが、今後、特にポテンシャルを感じさせるのは香取氏です。同氏も六白金星ですので、来年から運気が安定、その後2年は運勢が上昇してくるのは飯島社長と同じです。加えて香取氏は来年から、いよいよ「開花期」に入るという点も見逃せません。

六白金星は晩成型の星ですので、本領を発揮しだすのは41歳過ぎあたりからなのですが、来年は香取氏にとってその開花の時期にあたります。

ここで開花する時期について言えば、早熟型の木星(三碧木星と四緑木星)は20歳台から頭角を現します。また一白水星(元スマップの木村拓哉氏と中居正広氏)や九紫火星(稲垣氏)は32歳過ぎあたりから開花します。一方、土星、金星は遅咲きで、41歳過ぎあたりからになります。土星の草氏は既に、この時期を過ぎて、開花期に入っています。

その開花期に香取氏も来年あたりから入っていくわけです。香取氏は開花期前にあってもSMAPでただ一人、NHKの大河ドラマで主役をこなしています。また最近はアート展を開催するなど多彩な面を見せています。今後、飯島社長の運気安定も手伝って、大輪の花を咲かせるべく頑張って頂きたいと思います。

六白金星の人とは:1922年、1931年、1940年、1949年、1958年、1967年、1976年、1985年、1994年、2003年、2012年の各年の節分以後、翌年の節分の前日までに生まれた人。

九星気学について