都議選挙では大勝したが

来年は運気に陰り

やや旧聞に属しますが、7月の都議会選挙は、自民党と民進党の大敗と小池百合子都知事率いる都民ファーストの大勝利という結果となりました。その後、小池氏は都民ファーストの代表だけでなく、役員会からも外れました。彼女のそうした行動から、巷では「国民ファースト」を立ち上げて国政に打って出るのではないか—との憶測が多く聞かれます。

私自身は小池知事に国政に進出して頂いて、できれば自民や民進党の一部を入れて、自民党がこけた時の受け皿になり得るような政党の立ち上げを期待しています。ただ立上げへの時間はそう多くは残されていないようです。

小池氏は1952年7月15日生まれですので九星気学では三碧木星という星になります。この星は、早咲きの星で、このブログで取り上げた中ではロシアのプーチン大統領、ジョコ・インドネシア大統領、オバマ前米国大統領がいます。

今年の三碧木星は「嬉楽運」(人脈を強化し、足元を固める時)にあり、わりに強い運勢です。神宮館暦でも「現実味のある計画を幾つか立て、確実に克服できるように努力することが肝要」とあります。

しかし来年に入ると「改革運」(無駄と無理に注意するとき)に入り、事情が変わってきます。この時期は、人生の9年周期の中で「停滞運」に次いで、注意を要する時期なのです。ですので、今年のようにうまくはいかないでしょう。衆議院選挙は来年との見方が大勢ですが、もしそうであれば、国政に打って出たい小池知事には不利な材料と言えます。

国政進出準備なら7-9月が勝負

また再来年は「評価運」となります。この時期は、前半は良いのですが、後半は不安定感が強まる傾向があります。その評価運の中で今苦労しているのが稲田朋美防衛相であり、不倫で謝罪した俳優の渡辺謙氏、米国入国ビザ取得で苦戦しているピースの綾部祐二氏です。その翌年は9年サイクルで最も衰運の「停滞運」に入ります。この停滞運の真只中にいるのが蓮舫民進党代表です。

こうしてみると、小池氏が国政に打って出る意志があるのであれば、運気が比較的強い今年のうちに何とか目鼻を付ける必要があります。今年の月ベースの運気を見ると10-12月は不安定になりますので、7-9月期が勝負ということになります。

特に8月は月ベースで「強勢運」という強い運気に入りますのでチャンスでしょう。暦でも「実力をフル発揮できる時だけに、どんな場面でも最善を尽くして飛躍の好機を狙うこと」としています。小池氏ほどの方ですから、周囲からこうしたアドバイスも受けていることでしょう。今年の夏も暑くなりそうですが、小池氏の一挙手一投足に注目です。