今後、活躍の機会増えそう
今年前半は入退院繰り返す
落語会の顔、「笑点」の司会を長年にわたりつとめた桂歌丸師匠が昨日、高座に復帰、酸素チューブを付けながらも元気な姿をみせました。師匠は昨年5月に笑点の司会を勇退したのち、今年に入って入退院を繰り返しました。高齢もあり油断できませんが、九星気学のサイクルで見てみると、今後徐々に復活してきそうです。
師匠は、カラ揚げを始めて食べた話などで聴衆を和ませる一方、アキラ100%の裸芸を厳しく批判するなど、お笑い界の重鎮としての意地も見せました。師匠の名を聞けば思い出すのが「笑点」ですが、1966年から51年も続く長寿番組です。私が初めて見たのはまだ小学生の頃でしたが、立川談志氏、先代の三遊亭円楽氏らの中に師匠が若手の一人として交じっていたのを覚えています。
師匠は1936年8月14日生まれですので、一白水星という星になります。この星は昨年、一昨年と強運だったのですが、今年はやや陰りがでています。同じ星に安倍首相、メルケル独首相、元スマップの木村拓哉氏がいます。安倍首相も支持率が落ちるなど苦戦していますし、キムタクも今一つ活躍に冴えがありません。
同様に、師匠も今年前半は体調不良から入退院を繰り返しました。師匠の月ベースでの運気をみてみると、「改革運」の3月から「停滞運」の5月まで要注意の時期にあたっていました。今月、復活を遂げたわけですが、今後「躍動運」「福徳運」に入る7-8月にかけて徐々に活躍の場が増えてくると見られます。
視聴率低迷は良いニュース
高齢で健康面での不安も残りますが、今年12月-来年2月は再び要注意です。ただ、それを過ぎますと、来年は「強勢運」、再来年は「嬉楽運」に入り、強運に転じてきます。
ところで「笑点」の視聴率ですが、最近やや低迷しています。しかしこれは決して悪い話ではありません。過去を振り返っても「景気が良いときほど、笑点の視聴率が低い」、「景気が悪いときほど、笑点の視聴率が高い」という相関があるようです。
「景気が悪いときは外に出ないで、家で笑点でも見よう—」ということなのでしょう。今回の景気拡大期間の「いざなぎ景気」超えも視野に入ってきました。歌丸師匠同様、「笑点」も景気のバロメーターという意味でも、さらなる長寿を期待しております。