三毛氏(右)と平野氏、相性は今一つ

7月は要注意

三菱東京UFJ銀行の頭取に三毛兼承副頭取をあてる人事を発表しました。前任の小山田隆氏は1年あまりでの予想外の退任となり、市場では驚きを隠せないようです。

三毛氏は1956年11月4日生まれですので、九星気学では八白土星という星になります。どちらかと言えば晩成型の星で、40歳を過ぎて力を発揮してきますので、60歳を過ぎてもまだ余力を十分残しているはずです。このブログで取り上げた中では、トヨタの豊田章男社長(1956年5月3日生まれ)や日本マクドナルドのサラ・カサノバ社長(1965年4月6日生まれ)が同じ星になります。

ライバルのみずほ銀行の藤原弘治頭取は三碧木星(1961年6月29日生まれ)で、三毛氏とは対照的に早咲きの星です。年上ではありますが、現在時点の勢いとしては三毛氏が勝っていると見られます。

三毛氏にとって今年は「躍動運」(積極的に努力して希望が叶う時)と良い運勢です。神宮館暦でも「先輩や目上と対立せずに活躍できたら確実に評価は上がる」としています。今年、要注意の月は、月ベースで「停滞運」となる7月です。

また来年は「福徳運」(誠意と熱心さで万事が好調の時)に入り、さらに勢いを増していきます。ただ再来年については「整備運」(物事を冷静に判断し、調整すべき時)となり、やや陰りが出てきます。

平野氏との相性は今一つ

一方、退任する小山田氏ですが、1956年11月4日生まれですので九紫火星という星です。このブログではトランプ米大統領が同じ星です。今年は福徳運で非常に強い運勢だったはずなので、退任のニュースにはちょっと驚きました。

しかし、月ベースの運勢を見ると、九紫火星が「改革運」(無駄と無理に注意するとき)となる4月から「停滞運」に入る6月までは要注意の時期だったのです。これは、同じ星の人にも言えますので、「ロシアゲート」などに悩むトランプ大統領も6月は要注意です。

ところで、三毛氏の先輩にあたる、三菱UFJフィナンシャルグループの平野信行社長は、1951年10月26日生まれですので四緑木星という星になります。木星は20歳台から力を発揮する早咲きの星で、火星の小山田氏との相性は良かったのですが、土星の三毛氏との相性は良くありません。

ただ、大きな組織の場合、相性が良いからといって同じ星の人を集めるよりも、相性が必ずしも良くなくても色々な星の人が混ざった方が良いとされています。リスク分散ができるわけです。

新頭取の三毛氏、メガバンク1位、そして時価総額でも10兆円近いマンモス企業のトップですから、想像を絶するプレッシャーであろうと想像されますが、ご健闘をお祈りしたいと思います。

九星気学について