
―2025年12月30日更新―
★九星気学によれば、人間は生まれ年によって、一白水星、二黒土星、三碧木星、四緑木製、五黄土星、六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星の9つの星に分類されます。
人の運勢は大まかに言って9年周期とされており、「停滞運」の年が最も運勢が低調な年、いわば「厄年」。この年には思わぬ不運に遭遇したり、運勢が停滞することが多いとされます。年齢でみれば32歳、41歳、50歳、59歳、68歳、77歳、86歳がそれに当たります。
2026年(2026年の立春以後、27年の節分までの1年間)で「停滞運」に当たるのが六白金星の人です。1940年の立春から41年の節分の間に生まれた人がその星で、以後1949年、1958年、1967年、1976年、1985年、1994年、2003年、2012年(以後9年周期)の生まれの人がそれに当たります。
六白金星という星は七赤金星ほどではありませんが、おカネに縁があり、あまり融通はきかないものの、遵法精神に富んだ真面目な人が多いという印象があります。星としては一般的に40歳を過ぎてから頭角を現す晩成型です。
現在の日本の政治家では麻生太郎氏、蓮舫氏がこの星です。またプロ野球の原辰徳氏や清原和博氏、ロックの矢沢永吉氏、京セラ創業者の稲森和夫氏などがいます。
六白金星の翌年に生まれた人が五黄土星に、六白金星の前の年に生まれた人は七赤金星に分類されます。2025年は七赤金星の人にとって停滞運の年でしたが、2026年は六白金星の人が停滞運に入ります。
2025年まで米メジャーリーグで大活躍だった大谷翔平氏も六白金星です。以前のブログでも取り上げましたが、26年も25年と同様な活躍ができるのか否か注目されます。
またサントリーの会長だった新浪剛史氏も同じ星でしたが、25年後半にサプリメントに関する騒動で会長の座を離れ、後に経済同友会の代表幹事も辞しました。六白金星にとって25年は「評価運」でしたが、年の後半は不安定になりやすい運気だったのです。
また2026年中でも六白金星の方が特に注意すべきなのは、月ベースでのサイクルでも最衰運となる9月です。また4月もやや注意です。
★9年周期の運勢は年ごとに以下の順番で推移していきます。
「調整運」(物事を冷静に判断し、調整すべき時)
「強勢運」(勇気と信念でチャンスに恵まれる時、比較的強運の時期)
「嬉楽運」(人脈を強化し、足元を固める時、どちらかと言えば強運の時期)
「改革運」(無駄と無理に注意する時、比較的衰運の時期)
「評価運」(努力の花が咲くが、後半が不安定な時期)
「停滞運」(不測の事態が多く、ツイていない時期、9年周期で最も衰運の時期)
「整備運」(基本を守り、信用第一に動くべき時、停滞運から徐々に安定に向かう時期)
「躍動運」(積極的に努力して希望が叶う時、福徳運に次いで強運の時期)
「福徳運」(誠意と熱心さで万事が好調の時、強勢運と並び最も強運の時期)
つまり2025年に「停滞運」にあった七赤金星の人は26年は「整備運」に入り、運気が安定に向かいます。その翌年は「躍動運」となり運気が強まってきます。
★尚、各星の今年の運勢は以下の通りです。
福徳運→九紫火星
調整運→一白水星
強勢運→二黒土星
嬉楽運→三碧木星
改革運→四緑木星
評価運→五黄土星
停滞運→六白金星
整備運→七赤金星
躍動運→八白土星
2026年は六白金星の方が「停滞運」に入るので要注意と指摘しましたが「調整運」に入る一白水星の方も注意を要します。
この一白水星は六白金星よりもやや早く、30歳代から頭角を現しはじめます。有名人では小泉進次郎防衛大臣、タレントの木村拓哉氏などがいます。
「調整運」は「停滞運」ほど衰運の時期ではありませんが、それ以前の3年間が「整備運」「躍動運」「福徳運」と好調だったこともあり、ブレーキが掛かったような状態を感じたり、躓きやすくなるという傾向が見られます。
各時期の運勢の強弱のイメージは上のチャートのようになります。
★九星の一般的な相性ですが、下のチャートで、自分の両脇の星とは一般的に相性が良好です。しかし、対角線にある星とは相性が良くありません。
例えば、金星(六白金星、七赤金星)の場合、自分自身の星と、両脇に居る土星(二黒土星、五黄土星、八白土星)と水星(一白水星)とは相性が良いのですが、対角線上にいる木星(三碧木星、四緑木星)と火星(九紫火星)とは相性が良くありません。
これによれば、高市首相(三碧木星)と米国のトランプ大統領(九紫火星)の相性は良好です。一方、石破前首相は七赤金星で、トランプ氏との相性は良くありませんでした。「やっぱり」という感じですね。

