

―2025年1月1日更新―
★九星気学によれば、人間は生まれ年によって、一白水星、二黒土星、三碧木星、四緑木製、五黄土星、六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星の9つの星に分類されます。
人の運勢は大まかに言って9年周期とされており、「停滞運」の年が最も運勢が低調な年、いわば「厄年」。この年には思わぬ不運に遭遇したり、運勢が停滞することが多いとされます。年齢でみれば32歳、41歳、50歳、59歳、68歳、77歳、86歳がそれに当たります。
2025年(2025年の立春以後、26年の節分までの1年間)で「停滞運」に当たるのが七赤金星の人です。1939年の立春から40年の節分の間に生まれた人がその星で、以後、1948年、1957年、1966年、1975年、1984年、1993年、2002年、2011年(以後9年周期)の生まれの人がそれに当たります。
投資家のウォーレン・バフェット、ジョージ・ソロス、メタのマーク・ザッカーバーグ、ソフトバンクの孫正義など富豪が多く、おカネに縁が強いのが特徴です。
また現在の日本の政治家では石破茂総理の他、岸田文雄前総理、立憲民主党の野田佳彦党首、菅義偉元総理、自民党の石原伸晃氏、引退した二階俊博氏などがいます。
七赤金星の翌年に生まれた人が六白金星に当たり、七赤金星の前の年に生まれた人は八白土星に分類されます。2024年は八白土星の人にとって停滞運の年でしたが、2025年は七赤金星の人が停滞運に入ります。
★9年周期の運勢は年ごとに以下の順番で推移していきます。
「調整運」(物事を冷静に判断し、調整すべき時。過去3年間の好調トレンドにブレーキがかかり、比較的要注意の時期)
「強勢運」(勇気と信念でチャンスに恵まれる時、比較的強運の時期)
「嬉楽運」(人脈を強化し、足元を固める時、どちらかと言えば強運の時期)
「改革運」(無駄と無理に注意する時、比較的衰運の時期)
「評価運」(努力の花が咲くが、後半が不安定な時期)
「停滞運」(不測の事態が多く、ツイていない時期、9年周期で最も衰運の時期)
「整備運」(基本を守り、信用第一に動くべき時、停滞運から徐々に安定に向かう時期)
「躍動運」(積極的に努力して希望が叶う時、福徳運に次いで強運の時期)
「福徳運」(誠意と熱心さで万事が好調の時、強勢運と並び最も強運の時期)
つまり2024年に「停滞運」にあった八白土星の人は25年は「整備運」に入り、運気が安定に向かいます。その翌年は「躍動運」となり運気が強まってきます。
★尚、各星の今年の運勢は以下の通りです。
一白水星→福徳運
二黒土星→調整運
三碧木星→強勢運
四緑木星→嬉楽運
五黄土星→改革運
六白金星→評価運
七赤金星→停滞運
八白土星→整備運
九紫火星→躍動運
25年は七赤金星の方が「停滞運」に入るので要注意―と指摘しましたが「調整運」に入る二黒土星の方も注意を要します。
この二黒土星も七赤金星と同様に、40歳代から頭角を現す遅咲きの星です。有名人では日本保守党の有本香事務総長、河野太郎元デジタル大臣、自民党の西村康稔氏、世耕弘成氏、ニデック創業者の永守重信氏、テスラのイーロン・マスク氏などがいます。
「調整運」は「停滞運」ほど衰運の時期ではありませんが、それまでの3年間が「整備運」「躍動運」「福徳運」と好調の時期が続いたことの反動もあってか、急ブレーキが掛かったような状態になり、躓きやすくなるという傾向が見られます。
各時期の運勢の強弱のおおまかなイメージは上のチャートのようになります。
★九星の一般的な相性ですが、上の二番目のチャートで、自分の両脇の星とは一般的に相性が良好です。しかし、対角線にある星とは相性が良くありません。
例えば、金星(六白金星、七赤金星)の場合、自分自身の星と、両脇に居る土星(二黒土星、五黄土星、八白土星)と水星(一白水星)とは相性が良いのですが、対角線上にいる木星(三碧木星、四緑木星)と火星(九紫火星)とは相性が良くありません。