日産自動車の西川広人社長は、不当に多くの報酬を受け取っていたことが発覚。マスコミ報道などによれば、辞任の方向で調整中とのことです。

当ブログでは2017年3月に、カルロス・ゴーン氏の退任を受けて社長に就任した西川氏について書きました(「新社長の運勢:日産、西川氏:スムースな継承を期待」)。

その中で「再来年(つまり今年、2019年)は「改革運」(無駄と無理に注意する時)と、(運勢に)やや陰りが出てきます」と注意を促しましたが、まさかこういう形でつまづいたのは意外でした。

前任者のゴーン氏の逮捕を受けて、会社のガバナンス強化に邁進すべき立場の西川社長自身が、不当な報酬を受けていたのでは、ゴーン氏と「大差ない」という印象をもってしまうのは私だけではないでしょう。

その西川氏は1953年11月14日生まれですので、二黒土星という星になります。地味ながら忍耐強く、良い仕事をするという印象があります。

日銀の黒田東彦総裁、河野太郎外相、中国の習近平主席が同じ星です。経営者では世界的企業である日本電産の創業者、永守重信氏がいます。

西川氏が社長に就任した2017年は「強勢運」(勇気と信念でチャンスに恵まれる時)で、非常に強い運勢でした。2018年も悪い運勢ではないので、2年前のブログでは「西川新社長への権力継承は比較的スムースにいく」と予想しました。

しかし今年は「改革運」(無駄と無理に注意する時期)に入り、要注意の年回りに当たっていたのです。

西川社長の今後についてですが、来年は「評価運」(努力の花が咲くが、後半が不安定な時期)に入ります。文字通り、年後半の運気には注意が必要です。

また再来年は「停滞運」(不測の事態が多く、ツイていない時)に入り、九星気学の9年周期では最も衰運の年となります。

西川社長は自身の退任について否定しているという報道もあり、未だ流動的ですが、いずれにせよ今後、再来年までの2年間は厳しい状況が続きそうです。

二黒土星の人とは:1917年、1926年、1935年、1944年、1953年、1962年、1971年、1980年、1989年、1998年、2007年、2016年の各年の節分以後、翌年の節分の前日までに生まれた人。

九星気学について