※若き日のオザケン

デビューは早かったが—

ミュージシャンの小沢健二氏が19年ぶりにニューシングル「流動体について」を発表しました。若い世代の人には馴染み無いかもしれませんが、ある年代以上の人にしてみれば懐かしい名前です。1990年代に20歳台でデビュー、世界的な音楽家である小澤征爾氏を叔父にもつサラブレッド、当時「オザケン」として人気を博しました。

私もジャズのバンド活動をしていて、音楽のことは少しは分かっているつもりですが、彼の歌を当時聞いて、溢れる才能に驚いた覚えがあります。しかし残念ながら、それ以後、彼の名前を聞く機会は徐々に少なくなってしまいました。

本当の活躍はこれから

小沢氏は1968年4月14日生まれですので、五黄土星という星になります。このブログでも取り上げた大塚家具の大塚久美子社長と同じ星です。この星は、パワフルな人が多く、長じて力を発揮する晩年運です。ただ、思いこみが強い傾向があり、自分を客観的にみられるか否かが課題となります。

晩年運、つまり40歳台以後で芽がでる運なのです。今年は「評価運」(努力の花が咲くが、後半が不安定な時)に入り、昨年の「改革運」(無駄と無理に注意すべきとき)から運勢が好転しそうです。

小沢氏は20歳台でデビュー、ミュージシャンとして成功しますが、それは、本来の成功ではなかったとも言えます。そのために、その後、彼の名前は一切聞かれなくなりました。この晩年運の星にとって、本当に芽がでるのは40歳台以後です。というわけで、小沢氏は、40歳台後半になって発表した今回のニューシングル発表を期に、本格的に復活する可能性が期待できます。

今年後半から来年は要注意の時期に

注意すべきなのは、五黄土星の運勢が今年後半に不安定になることです。さらに来年は「停滞運」(不測の事態が多く、ツイていない時)と、9年に一度のドン底の時期となります。この年には、私も経験がありますが、仕事のこと、健康のこと、家庭のことなど多方面にわたり色々と注意が必要です。一番警戒すべきなのは、思わぬトラブルに遭遇して取り乱し、平常心を失い、事態をさらに悪化させてしまうことでしょう。

ただ、あらかじめ「今年は運が弱いから、少々トラブルがあっても当たり前」という気構えでいれば、心の安定を保てますし、さらなるトラブルを未然に防止することも可能です。小さなトラブルに対しては「この程度のトラブルで済んで良かった」というような大きな気持ちになれれば、大過無く過ごせると思います。

小沢氏のツキの無い状態もずっと続くわけではありません。再来年に入ると「整備運」(基本を守り、信用第一に動くべき時)と小康状態に入り、その後数年は隆盛運に入ります。ですので、再来年からの本格的復活を期して、今年後半から来年にかけての期間は慎重に対処して頂ければと思います。

※九星気学については以下をご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/sergiokodama/e/358669dee7bb06832762717202d4a92c

本日もお付き合い、有難うございます。