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最近、萩生田光一自民党政調会長の言動に注目が集まっています。

防衛力強化に向けた増税については「決めるのであれば、国民に信を問うことはお約束しなければならない」と述べ、増税決定前に衆院解散・総選挙が必要との判断を示しました。

また台北市内で開かれた講演では、中国が緊張を高める台湾海峡について「力による現状変更の試みは、決して容認できない」と明言しました。

ともに岸田総理や林外相からは期待できない「胆力」のある発言で、ネット上では賛同の声が多数見られました。

胆力などと言うと、時代錯誤と感じる方もおられるかもしれませんが「決断する」ことが仕事である政治家には絶対に必須の要素と言えます。

安倍晋三、菅義偉という2人の総理経験者に有って、岸田総理に無いものといえば、まずこの胆力が挙げられるでしょう。

菅氏は一見、物静かな印象ですが、若い頃には空手で相当に鍛えたことは良く知られています。

萩生田氏の経歴をみて興味を引かれたのは、早稲田実業高校在学中に朝鮮系の学校の生徒と乱闘となり、停学処分を受けたこともあるという点です。

私はほぼ岸田総理や萩生田氏と同世代ですが、昭和50年(1975年)前後には、都内でも結構、高校生の間で抗争がありました(大学の学生運動、マルクス主義闘争とは別ものです)。

今では想像できないことですが、都内の電車の中で突如として高校生同志で喧嘩が始まるということもありました。

若い頃の喧嘩を奨励する気持ちは全くありませんが、萩生田氏は、こうした環境で胆力を養ったのかもしれません。

一方の岸田氏は開成高校で東大を目指して受験勉強に勤しんでいたわけです。
萩生田氏に注目が集まるのはけして偶然ではありません。

萩生田氏は1963年8月31日生まれですので、九星気学では一白水星という星になります。この星は30歳代から頭角を現し始める星で、早熟型の木星、晩熟型の金星、土星の中間に位置します。

また比較的政治家に向いた星でもあり、戦後の総理の在任期間のベスト10をみると、何と3人が一白水星です。

その3人ですが、在任期間一位の安倍晋三氏、国鉄民営化など行政改革の中曽根康弘氏、日本列島改造論の田中角栄氏と錚々たる顔ぶれです。

この一白水星、2022年は「停滞運」(不測の事態が多く、ツイていない時期)で、気学の9年周期で最も衰運の時期に当たっています。

ですので、22年は一白水星の方にとってはしんどい一年だったと想像されます。そうした環境下で、安倍元総理がテロに倒れるという最悪の事態が起きてしまったわけです。

しかし2023年(同年の立春以後)から始まる3年間で、一白水星は上昇基調に入ります。

23年は「整備運」(基本を守り、信用第一に動くべき時期)に入り安定感が徐々に増してきます。

その後の2年間は「躍動運」「福徳運」に入り、運気が強まっていきます。

現在、自民党最大派閥である安倍派では、安倍氏がテロに倒れ、その弟の岸信夫前防衛相が体調不良から引退するなど、誰が後継となるのかはっきりしない混沌とした状況が続いています。

持前の胆力、勢い、それに運気の動向を勘案すれば、23年以後、萩生田氏が徐々に台頭してくる可能性もあります。数年後には今の安倍派は萩生田派と呼ばれているかもしれません。

今後の同氏の動向に注目したいと思います。

一白水星の人とは:1918年、1927年、1936年、1945年、1954年、1963年、1972年、1981年、1990年、1999年、2008年、2017年の各年の立春以後、翌年の節分までに生まれた人。

九星気学について


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