クリックして応援をお願いします!

前回のブログで取り上げたニデック(日本電産)のトップ人事ですが、永守重信会長自身がCEOに復帰するという形で決着をみました。

22日の同社の株価は下げでスタートしていますが、後継問題に根本的な決着が見られなかったことが要因かもしれません。

同氏はCEO職を一時、外部から来た関氏に譲りましたが「外部からの人材を後継者にする考えそのものが甘かった」と後悔とも取れる発言していました。今回の人事はその発言を裏付けるものとなったわけです。

しかし永守氏も既に77歳。今後の健康問題も気になるところですが、本人は「すごく元気いっぱいで年寄り扱いは困る」と強気です。

永守氏は1944年8月28日生まれですので九星気学では二黒土星という星になります。この星には日銀の黒田東彦総裁などがおり、地味ながら堅実な仕事をするという印象があります。

この二黒土星ですが、2021年(22年の節分まで)までの3年間は運気の停滞サイクルに入っていました。

特に21年は「停滞期」(不測の事態が多く、ツイていない時期)に当たっていました。9年サイクルで最も衰運の時期であり、この年には仕事、健康などあらゆる点で細心の注意となり、判断のミスも起こりやすくなります。

ですので、後継人事問題を含めて苦労が絶えなかっただろうと察せられます。

この二黒土星は今年以後は3年間ほど上昇トレンドに入ります。特に24年は「福徳運」(誠意と熱心さで万事が好調の時期)となります。

ただ今年は「整備運」(基本を守り、信用第一に動くべき時期)であり、最悪期を脱したとはいえ、まだ安定感が万全とは言えません。

年齢による健康問題、そして戦争を含めて数多い不確定要因に細心の注意を払って会社の業績改善に邁進して頂きたいと思います。

二黒土星の人とは:1917年、1926年、1935年、1944年、1953年、1962年、1971年、1980年、1989年、1998年、2007年、2016年の各年の立春以後、翌年の節分までに生まれた人。

九星気学について

クリックして応援をお願いします!