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ロックミュージシャンの世良公則氏がこのところ、積極的にツイートしています。

芸能関係者のツイートというと、自分の新曲やライブへの通知は当然ですが、政治家、経済人などの言葉尻を捕らえての不毛な批判とか、ダブルスタンダードのものが多く、本質的な議論が見られないことが往々にしてあります。

しかし世良氏のツイートは今回のコロナ禍への政策対応、外国資本による日本の地所購入の問題など、政治・経済的に困難な問題にも積極的に言及しています。

国会中継はすべて録画してみているということ。またツイートがその場限りの罵声に終わっていないあたり、その他大勢の芸能人とは政治問題への姿勢そのものが違っているようです。特にコロナ禍の非常事態にあって、依然として財政緊縮にこだわる勢力に対しては厳しい批判を浴びせているのが注目されます。

こうしてみると、今年は総選挙もありますし、ファンの間では政界入りを期待する声も出てきそうです。もし実際に世良氏にそうした意図があるなら、けして悪い判断ではないと見ます。

世良氏は1977年に「あんたのバラード」でデビュー、その後もヒットを連発した後、自己のバンド「ツイスト」を解散、ソロ活動に入りました。近年は俳優としての活躍も目立っています。

世良氏がデビューした頃、私も大学の軽音楽部で活動をしていました。当時の学生バンドが取り上げる曲は、ほとんどが海外ロックでした。伝説のロッカー、内田裕也氏のように「ロックは英語に限る」と公然と発言する方も少なくなかったのです。

しかしツイストやサザンオールスターズが世に出た後は、彼らのコピーバンドも徐々に増えてきました。こうした意味で、世良氏の世代は、日本の、そして日本語のロックが多くの人に認知される先駆けとなったと感じます。

世良氏は1955年12月14日生まれですので、九紫火星という星になります。この星はやや独善的な傾向がありますが、リーダーシップや決断力に恵まれているのが特徴です。

その典型例が米国のトランプ前大統領です。野球のイチロー氏、お笑いの明石家さんま氏、ビートたけし氏も同じ星で、頭角を現している人が多いのが注目されます。

またこの星は政治家向きでもあり、戦後の総理の在任期間ランキングをみると、上位10人のうち3人(佐藤栄作氏、橋本龍太郎氏、鈴木善幸氏)がこの星です。またこの度、東京オリパラ組織委員長を辞した森喜朗元総理も同じ星でした。

世良氏は既に還暦を過ぎて65歳になりましたが、相変わらず若々しく、往年のロックミュージシャンらしい尖鋭的な姿勢を維持しています。

ファンの間では、世良氏が今後、政界で活躍する姿を見たいとの声も聞かれそうです。今後政界入りするか否かにかかわらず、世良氏には引き続き建設的な政策議論を期待したいと思います。

九紫火星の人とは:1919年、1928年、1937年、1946年、1955年、1964年、1973年、1982年、1991年、2000年、2009年の各年の立春以後、翌年の節分までに生まれた人。


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