米大統領選挙ですが、11月3日の投票日から数日経って、やっと民主党のジョー・バイデン氏が勝利宣言しました。

しかしながら、既に死んでいるはずの人が投票していたとか、不正なPCソフトが使われていたとか諸々の疑惑があるようです。ですので、トランプ大統領側は敗北宣言をせず、法廷闘争に持ち込む計画のようです。

Research76では今年4月に九星気学的にはトランプ氏が有利というブログを書きました。

これを書いた時点では、投票が11月ということから、両氏の同月の運気を重視して、九紫火星のトランプ氏は「強勢運」(勇気と信念でチャンスに恵まれる時期)で非常に強いとしました。

一方、四緑木星のバイデン氏は「低迷運」(不測の事態が多くツイていない時期)と、弱い運気の時期に当たっていると書きました。

しかし後によく考えてみると、投票日は11月3日だったので、11月ではなく、10月の運気を見る必要があったのです(気学では11月6日までは10月)。

そこで両者の10月の運気をみると、トランプ氏が「調整運」(物事を冷静に判断し調整すべき時期)、バイデン氏が「評価運」(努力の花が咲くが、後半が不安定な時期)となっています。

どちらもあまり良い運気ではありません。特にバイデン氏は、息子ハンター氏絡みの中国からの収賄容疑も浮上するなど、文字通り「(10月)後半が不安定」になりました。まさに「オクトーバーサプライズ」と言えます。

バイデン氏が勝利宣言したものの、トランプ氏が法廷闘争に訴えるということなので、2000年のブッシュ対ゴアの時と同様に、簡単に決着しそうもありません。

現在は11月(7日以後)に入りましたので、両者の運気も、投票日から変化しています。

上でも指摘したようにトランプ氏は「強勢運」と非常に強い運気ですが、一方のバイデン氏は「低迷運」と、気学の9カ月周期で、最も衰運の月に当たっています。

こうした11月の両者の対照的な運気を鑑みれば、トランプ氏がここで諦めずに、法廷闘争で有力な証拠を提示できるのであれば、勢いの無くなったバイデン氏を逆転できる可能性もあると感じます。

トランプ氏の九紫火星は元々闘争に非常に強い星です。今後のトランプ氏の法廷闘争の進展を見届けたいと思います。

四緑木星の人とは:1924年、1933年、1942年、1951年、1960年、1969年、1978年、1987年、1996年、2005年、2014年の各年の節分以後、翌年の節分の前日までに生まれた人。

九紫火星の人とは:1919年、1928年、1937年、1946年、1955年、1964年、1973年、1982年、1991年、2000年、2009年の各年の節分以後、翌年の節分の前日までに生まれた人。

九星気学について