3人の子供にも恵まれ「おしどり夫婦」として広く知られていた東出昌大さんと杏さんの別居が週刊誌で報じられました。その後、東出さんの2年超えの不倫が明らかになりました。その後の急展開については、マスコミの報じる通りです。

イケメンで高身長、育ちの良い好青年のイメージが強かったので、今回の不倫は彼のキャリアの中でも大きな打撃になりそうです。既にCMを解除する企業も出てきたと聴きます。

ただ最近は不倫騒動は珍しくはなく、東出氏以外でも、お笑いの千原せいじ氏、木下優樹菜氏などの顔も浮かびます。

この3人には不倫以外に共通点があります。九星気学で言えば、いずれも四緑木星という星の人なのです。

四緑木星という星は、20歳代から頭角を顕す早熟型の星です。同じ早熟型の三碧木星と比べると、より鷹揚で人格者に見える人も少なくありません。

上記の3人に加えて、橋下徹元大阪府知事、野田聖子元総務相も同じ星になります。

ではなぜ不倫疑惑で、四緑木星の人ばかりが取沙汰されたのかという点ですが、今年(気学上では2019年節分から20年の節分まで)が四緑木星にとって「停滞運」(不測の事態が多く、ツイていない時期)に当たっていたことが大きいと感じます。気学の9年周期で最も衰運の時期なのです。

普通の年では大丈夫でも、この時期には、過去の悪事でさえも露呈しやすくなります。東出氏も3年近く不倫が続いており、これまで露見しなかったものが急にバレたとのことです。

ところで東出氏とその妻の杏さんとの気学的な相性はどうなのでしょうか。杏さんは1986年4月14日生まれということですので、五黄土星という星になります。

やや独走し過ぎる傾向はあるものの、リーダーシップに恵まれた星で、40歳台を過ぎてから本領を発揮する遅咲きの星です。日本の総理経験者もこの星が多く、安倍首相の祖父である岸信介氏、麻生財務相の祖父の吉田茂氏、それに21世紀初頭に長期政権を誇った小泉純一郎氏もこの星です。

ただ、この五黄土星、東出氏の四緑木星とは相性が良くありません。若い時にはそうでもないのですが、年を取るにしたがって、本来の星の性格が強まってきますので、年齢を重ねるに従って食い違いが鮮明になってくるカップルもあることでしょう。

このブログでも取り上げた中では、小泉進次郎氏と滝川クリステル氏、とんねるずの石橋貴明氏と鈴木保奈美氏のカップルなども気学上の相性は良くありません。

ただ各自が相手の星との違いを理解したうえで、人間として成長すれば、相性の悪さを克服できることもあります。

特に早熟の四緑木星と晩熟型の五黄土星の場合には、各自の精神的な成長があれば、非常に強力なカップルにもなり得ます。つまり、40歳代の若い時期には、早熟型の四緑木星がリーダーシップをとり、その後は遅咲きの五黄土星がリーダーシップをとるような場合です。ただ再三指摘しましたが、これには、各自の人間としての成長、相手への思いやりが不可欠です。

今後のお二人の関係がどうなるかについては、妻の杏さんの気持ちが大きく影響すると思いますが、破局が不可避とは考えていません。

現在の東出氏は針のむしろに座らされた心境が続いていると思われますが、救いがないわけでもありません。

一つには東出氏の四緑木星が今年(節分以後)から整備運(基本を守り、信用第一に動くべき時期)に入り、徐々に安定感を取り戻していくと見られることです。

もう一つは、杏さんのこれまで表面に出てこなかった面が出てくる可能性です。現在の彼女からは想像しにくいと思いますが、五黄土星という星は本来、親分肌というか、ゴッドファーザー的というか、下の者に対して非常に面倒見の良い側面を持っていることも見逃せません。

ですので、今後の子育てのことを考えて、また事態の急展開に慌てふためく東出氏の惨状を哀れに思って、自分より若い旦那の過ちは一度は赦す―という大きな心持ちになるというも想定できなくはありません。

ちなみにゴッドファーザーという言葉で想起されるタレントの和田アキ子氏も五黄土星です。

五黄土星の人とは:1923年、1932年、1941年、1950年、1959年、1968年、1977年、1986年、1995年、2004年、2013年の各年の節分以後、翌年の節分の前日までに生まれた人。

四緑木星の人とは:1924年、1933年、1942年、1951年、1960年、1969年、1978年、1987年、1996年、2005年、2014年の各年の節分以後、翌年の節分の前日までに生まれた人。

九星気学について