(写真は1985年頃、ニューヨークのSouth Street Sea Portで)

テク抜群の女性ギタリスト、エミリー・レムラーを初めて見たのはこのライブだった。ラリー・コリエルとのツインギターで、ベース、ドラムスを含むカルテットだったと記憶している。

演奏では、師匠のコリエルに全くひけを取らず、その実力に驚かされた。その後、彼女のレコードを数枚買ったが、惜しくも1990年に亡くなってしまう。

エミリーは生きていれば、ちょうど還暦を迎えていたはずだ。還暦の女性ギタリストの演奏、聴いてみたかったな。持前のテクに、どれだけ人生の年輪を感じさせる深みが加わっただろう。師匠のコリエルも昨年他界。きっと、あの世で2人でセッションしているんだろうね。

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