昨年、なぜ日本シリーズに進出できたのか
昨年のプロ野球で特に注目されたハプニングのひとつが、DeNAの日本シリーズ進出でした。セントラルリーグ内でのシリーズ順位は３位にとどまったにも関わらず、クライマックスシリーズで、まず２位の阪神を破り、ついには１位の広島にも勝利しました。今年もラミレスDeNAの活躍、期待できそうです。
ところで、下馬評ではさほど強いと評価されていなかったDeNAがなぜ昨年、あのような劇的な逆転勝利を得ることができたのでしょうか。これにはラミレスDeNA監督の強運が大きく作用していると感じます。
スポーツの勝敗で重要なのは、何といっても監督、選手を含めたチーム全体の総合力、地力です。広島が２年連続で優勝できたのは、やはり地力あってのことでしょう。しかしクライマックスシリーズのような一発勝負、短期決戦で、その地力を出し切れるのか、不発に終わるのかは、大いに運が影響していると考えられます。
そして運に恵まれて地力を出し切ったDeNAが勝ち上がったと感じます。その強運の持ち主がラミレス監督だったとみています。ラミレス監督は１９７４年１０月３日生まれですので、九星気学では八白土星という星になります。昨年は「躍動運」（積極的に努力して希望が叶う時）で、非常に運の年に当たっていました。
一方、DeNAに敗れた阪神の金本監督（１９６８年４月３日生まれ）と広島の緒方監督（１９６８年１２月２５日生まれ）はともに五黄土星という星で、昨年は「評価運」（努力の花が咲くが、後半が不安定な時）という年で、文字通り、クライマックスシリーズのあった年後半に弱さが露呈する結果となりました。
またスポーツや選挙などの一発勝負では月ベースの運気も大きく影響します。クライマックスシリーズのあった昨年１０月時点での、各監督の月ベースの運気をみると、ラミレス監督が「福徳運」（誠意と熱心さで万事が好調の時）で、非常に強い運気だった一方、金本・緒方両氏の運気が「停滞運」（不測の事態が多く、ツイていない時）と、非常の衰運の時期に当たっていました。
こうしてみると、昨年１０月のクライマックスシリーズでは、年ベースでも月ベースでも強運だったラミレス監督がチーム全体の地力を出し切ることに成功したと言えそうです。
ラミレス監督、今年は６－７月に勢い
まだシリーズが始まったばかりですが、今年のラミレス監督の運気はどうなのでしょうか。ラミレス氏の八白土星は、今年は「福徳運」で、人生の９年周期でも非常の強い運気となります。
しかし４月の月ベースの運気は「停滞運」となっており、衰運の時期に当たっています。それでも８連勝を挙げるなど、活躍が目立っています。
ラミレス監督の今年の月ベースの運気をみると「停滞運」の４月、「整備運」（基本を守り、信用第一に動くべき時）の５月は比較的弱いと言えます。しかし６月は「躍動運」、７月は「福徳運」となって運気が盛り返してきます。
８月は「調整運」（物事を冷静に判断し、調整すべき時）で勢いが一服しますが、それも一時のことで、９月は「強勢運」（勇気と信念でチャンスに恵まれる時）と再び非常に強運となります。
クライマックスシリーズのある１０月は「嬉楽運」（人脈を強化し、足元を固める時）となります。９月ほどの勢いはありませんが、それでも良い運気です。こうして運気の流れを見ると、ラミレス監督の強運は続き、彼に率いられたDeNAは今年も活躍が期待できそうです。
一方、金本・緒方両監督の五黄土星は今年は「停滞運」で人生の９年周期で最も衰運の年に当たっています。厳しいシーズンになるかもしれません。
ちょっと立場は違いますが、財務省事務次官だった福田淳一氏は１９５９年生まれということですので（誕生日は不明ですが）おそらく同じ五黄土星という星とみられます。福田氏はセクハラ疑惑で辞任に追い込まれましたが、今年の運気の弱さが影響した可能性があります。
金本・緒方両監督の月ベースでの４月の運気をみると「嬉楽運」で結構良い強い運気です。事実、緒方監督の広島は現在首位を走っており、金本監督の阪神もAクラスにいます。しかし両氏にとっては5－7月が試練となりそうです。特に月ベースでも「停滞運」となる7月は要注意でしょう。
八白土星の人とは：1920年、1929年、1938年、1947年、1956年、1965年、1974年、1983年、1992年、2001年、2010年の各年の節分以後、翌年の節分の前日までに生まれた人。
五黄土星の人とは：1923年、1932年、1941年、1950年、1959年、1968年、1977年、1986年、1995年、2004年、2013年の各年の節分以後、翌年の節分の前日までに生まれた人。
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