九星気学によれば、人間は生まれ年によって、一白水星、二黒土星、三碧木星、四緑木製、五黄土星、六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星の9つの星に分類されます。

人の運勢は大まかに言って9年周期とされており、「停滞運」の年が最も運勢が低調な年、いわば「厄年」。この年には思わぬ不運に遭遇したり、運勢が停滞することが多いとされます。年齢でみれば32歳、41歳、50歳、59歳、68歳、77歳、86歳がそれに当たります。

今年(2018年の節分以後の1年間)、「停滞運」に当たるのが五黄土星の人です。1932年の節分から33年の節分の間に生まれた人がその星で、以後、1941年、1950年、1959年、1968年、1977年、1986年(以後9年周期)の生まれの人がそれに当たります。

五黄土星の次の年に生まれた人が四緑木星にあたり、五黄土星の前の年に生まれた人は六白金星に分類されます。昨年は六白金星の人にとって停滞運の年でした。来年は四緑木星が停滞運に入ります。

9年周期の運勢は年ごとに以下の順番で推移していきます。

「調整運」(物事を冷静に判断し、調整すべき時、9年周期で3番目くらいに衰運の年)
→「強勢運」(勇気と信念でチャンスに恵まれる時、福徳運と並び最も強運の時期)
→「嬉楽運」(人脈を強化し、足元を固める時、どちらかと言えば強運の時期)
→「改革運」(無駄と無理に注意する時、2番目くらいに衰運の年
→「停滞運」(不測の事態が多く、ツイていないとき、9年周期で「どん底」の年)
→「整備運」(基本を守り、信用第一に動くべき時、停滞運から徐々に安定に向かう時期)
→「躍動運」(積極的に努力して希望が叶う時、福徳運・強勢運に次いで強運の時期)
→「福徳運」(誠意と熱心さで万事が好調の時、強勢運と並び最も強運の時期)
つまり今年「停滞運」にある五黄土星の人は来年は「整備運」に入り、運気が安定に向かます。その翌年は「躍動運」となり運気が強まってきます。

尚、各星の今年の運勢は以下の通りです。

一白水星→強勢運
二黒土星→嬉楽運
三碧木星→改革運
四緑木星→評価運
五黄土星→停滞運
六白金星→整備運
七赤金星→躍動運
八白土星→福徳運
九紫火星→調整運

各時期の運勢の強弱のイメージは以下の通りです。

九星の相性ですが、一番上の図で、自分の両脇の星とは一般的に相性が良好です。しかし、対角線にある星とは相性が良くありません。例えば、金星(六白金星、七赤金星)の場合、自分自身の星と、両脇に居る土星(二黒土星、五黄土星、八白土星)と水星(一白水星)とは相性が良いのですが、対角線上にくる木星(三碧木星、四緑木星)と火星(九紫火星)とは相性が良くありません。