今は再登板に備えて

今年後半から運気が不安定に

稲田朋美防衛相が東京都議選挙の応援演説で叩かれています。以前のブログ「今年の運勢・安倍首相㈫:支持率は急落だが—」でも指摘しましたが、もし安倍首相に早期の内閣改造の意向があるのであれば、やはり防衛相交代がよさそうです。

防衛相は1959220日生まれですので、九星気学では五黄土星という星になります。この星にとって今年は「評価運」に当たり、年後半あたりから運気が不安定となります。今回の騒動ですが、不安定な時期が早めに来たかな—という印象があります。

また来年は「停滞運」に入ります。この年は人生のサイクル9年のうちで「どん底」の周期に当たり「不測の事態が多く、ツイていない時」となっています。こういう時に大臣を続けても、何かと失策も多くなり、内閣全体や党の足を引っ張ることになりがちです。

2006年に発足した第一次安倍内閣は、年金の記録紛失問題に加えて、閣僚の不祥事によって短命に終わった印象がありますが、現在の状況はそれに似ています。首相自身も忘れていないでしょうし、同じ失敗を繰り返したくないと考えているはずです。

再登板に備えて充電を

五黄土星という星は、来年が底だと申し上げましたが、その辛抱も一時です。再来年の節分後は「整備運」(基本を守り、信用第一に動くべき時)に入り、運勢が安定してきます。その翌年は「躍動運」(積極的に努力して希望が叶う時)に入り運気が強まってきます。

幸いにして五黄土星は遅咲きの星ですので、60歳を過ぎても勢いがさほど衰えません。焦る必要は無いということです。というわけですので、内閣改造で降板を言われたとしても、抵抗することなく戦略的撤退が良策でしょう。

稲田氏は保守の論客として、また女性政治家として依然人気があります。ここ数年は大活躍してきたのですから、このあたりで一休みして、いずれ来る再登板の時に備えて充電するのが良いのではないでしょうか。大政治家を目指すのであれば、時に挫折も必要です。人生は色々ありますので(Life has ups and downs)。