占い師は霊格が重要

これまで九星気学で、自分の、そして他の人の人生を見てきましたが、人生には目に見えないサイクルが存在する—との強い感触を得ました。というわけで、こうして気学による運勢判断を書き綴っています。もし自分に縁があったのが気学でなく、占星術だったりしたら、やはり占星術で運勢判定をしていたでしょう。

気学、占星術だけでなく、世の中には手相人相、姓名判断など多数の占いが存在しています。意外に思われるかもしれませんが、私はあまり占いを信じるほうではありません。信じるのは、自分でやっている気学くらいです。自分の意志で易者に占ってもらったのは、これまでで一度だけですし、神社仏閣のおみくじもめった引きません。こうした傾向は、今後もおそらく変わらないでしょう。

では他の人が、何らかの占いで私にアドバイスしてくれば場合はどうなのか? 勿論、ありがたく拝聴して参考にはしますが、信じる、信じないは別の話です。頂いたアドバイスの内容が、自分に当てはまっていれば、有難く受け入れると思いますが。

ただ占い師の言葉を信じるか否かについては、そのアドバイスそのものよりも、その占い師がどういう人か—ということが、より重要だと思っています。その人を信じられるか否かです。これは、かなり難しい判断ですね。

一時期、テレビで一世を風靡していた女性占い師のような方であれば、いかに有名でも、信じることはないでしょう。テレビ番組の中で彼女に「あんた、xxxxxしないと死ぬよ」と言われた芸能人は多くいますが、その多くが、いまだに意気軒高です。もっとも人間はいつかは必ず死ぬので、その女占い師が言っていることが当たっていないと言うつもりはありません(笑)。一般的にみて、人を脅かすだけの占者で、あまり良質の者はいないようです。

私のように霊感の無い者には、霊格の判断は非常に難しいわけですが、心を澄ませて自分の直観を信じて判断するしかないと思います。あれこれ思案するよりも、直観での判断というのは、より正確だと思うからです。占者についても、有名だから、もしくはテレビでよく見るから—といって必ずしも霊格が高いとは限りません。むしろ相当に低い者も多くいると感じます。勿論、学歴や社会的地位とも無関係です。


※下から見る限り、どのビルが一番高いかを言うのは困難

ブラジルの予言者は一世を風靡したが 

霊格の低い者の占いはなぜ駄目なのか? 霊格の高い者が、それより霊格の低い者について判断するのは難しくありませんが、逆は無理だと思うからです。

どういうことなのか。例えば、東京の西新宿には30階を超える高層ビルが密集していますが、どのビルが一番高くて、2番目、3番目はどのビルかを言い当てるのは、下から見上げている限り、非常に困難です。しかし、その高層ビルの一つに上って、ある程度高い視点から他のビルを見れば、どのビルが一番高いのかを言い当てるのは難しいことではないでしょう。同様のことが占いでも言えるのではないでしょうか。

何年か前に、ブラジルの予言者が話題になりました。世界の自然災害などを予言し、かなりの確度で的中させていました。ところが日本に対する予言はほとんど当たらず、最近ではテレビが取り上げることも無くなってしまいました。

こう言うとお叱りを受けるかもしれませんが、私は日本、もしくは日本人は世界の中でも霊格の高いほうだと感じています。ブラジルの予言者の日本に関する予言が当たらなかったのは、彼の霊格が日本を占うには不十分だったことが原因ではないかと思っています。

ということは、霊格の高い人が、私の霊格を低いと判断すれば、私の判断は信用できない—と断じられる可能性は十分あるわけです。ブーメラン、これはちょっと怖いです(笑)。

本日もお付き合い、有難うございます。